先日下関市豊浦町の川棚の杜に行ったのですが、
最後に川棚温泉に行ったのは子どもの頃のことでで覚えていないのですが、
それ以来だと思います。
それで、なんだか懐かしくなって辺りを散策してみることにしました。
川棚の杜の近くに妙青寺(みょうせいじ)というお寺があって、
ここに山頭火の『湧いてあふれる中にねている』の句碑があります。
山頭火は川棚温泉に100日間ほど滞在したのですが、
その間狗留孫山に登ったりくすの森や海に行ったり周辺を歩いたようです。
きっとゆったりとした温泉の雰囲気が気に行ったのでしょう。
山頭火は川棚に庵を設けたかったようでですが、
それも叶わず100日ほどで温泉を後にしたそうです。